■□ふたりで迎える朝□■
やわらかな布団にくるまっていると永遠に朝なんて来ないような気がするけれど
「―――…り、悠里。朝だぞー」
「……ん……。………おはよう〜…」軽やかに引かれたカーテンの音と、さしこんだ淡い光。
そしてわたしの名前を呼ぶ爽やかな一君の声に重かった瞼もようやくそろそろと上がりはじめた。
うっすらと開いた視界の中で一君はその均整の取れた体を折ると、 いまだ夢うつつなわたしの額にチュッと口付けを落とす。「おはよ。もうすぐ朝メシできるけど、タマゴは目玉焼きとスクランブルどっちがいい?」
あああ、また先を越された。休みの日の朝ごはんくらいわたしが作りたかったのに。
「……ふわふわのスクランブル……くー…」
「了解。ってコラ、寝るなよ……ゆうりー?今日一緒に出かけるんだろー?」うん。もう起きるから、あとちょっとだけこのままでいさせてね。あと5分………10分だけ。
そんなことを思いながらトロトロと睡魔に負けて目を閉じた……ん、だけど
―――――ギシッ。
……………あれ、なんか今ベッドが変に軋んだような……………
それになんか、お、重いんですけど。なんだろ?
さすがに気になって眠い目をこすったわたしの鼻先には一君の顔があって、
「はっ、はじめくん?」
あまりの近さにビックリして―――――っていうか、なんで一君までまたベッドに横になってるの?
それより何よりどーしてわたしの上に乗っかってるのよ?(汗)「な……なにしてるの?卵焼くんじゃ―――」
「予定変更。デートは明日にしようぜ?悠里、まだ眠そうだし」
「え、あ、そりゃ眠いけど………だからってなんで一君まで」
「だーかーら、予定変更。今日出かけたいって言うから 昨夜はガマンしたけど、明日なら今からまだ十分時間あるし。な?」ニコニコしながらそう言って一君は鼻の頭にキスをした。
え―――予定変更って、明日……時間は十分………こっ、これからっ!?「やっ、ちょ…ま、待って!」
「ダーメ。待たない」一君の大きな手がまだ寝乱れたままの髪をやさしく梳き、抵抗しようとした わたしの唇は少し強引なキスで塞がれて。
「朝メシより悠里のが美味そうだし?」
「………ばか」
そうして結局、一君の言うとおり―――わたしの予定していたデートは次の日になりました。
朝です。(←まんまやん)
こういう砂吐きトークは音声付きでやってこそ、とも思うのですが
一応ビタミンは全年齢向けなので補完してみました。
いやぁ、恥ずかしいよねッ☆
・・・・・・そんなわけでツッコミ不可でお願いします・・・・・・。